木の芽時は・・・
さて4月に入りました~!
ポカポカ陽気に誘われて、お花見に行きたくなったりしますが
冬の間、ビールを飲む機会が多くなる季節でもありますね(笑)
暖かいを通り越して汗ばむ日などもあり、
「そろそろ長袖やセーターなどタンスの入れ替えも必要かな?」
なんて思っている方もきっと多いでしょうね。
さらに、この春への移り変わりを機に、
「今年こそダイエットを」とか
「体がなまっているからジョギングでも」
なんて新たなことへ挑戦しようと思っている方もきっと多いでしょう
なんだか、こう考えると行動的で健康的な季節のような気もしますが・・・
しかし実は、このポカポカ陽気には注意が必要
暖かくなり始めるこの季節、昔から「木の芽時は体調管理に気をつけて」と言って、1年の中でも最も体調を崩しやすい季節とされているんですね
漢方では「春は病、肝に在り、頭に在り」(春は、肝臓、精神的に注意が必要)
という言葉があるのですが、
なぜ「肝臓」と「精神的」な部分が結びつくの?って思いますよね。
植物や昆虫、動物が冬の間、
ずっと蓄えていたエネルギーを一気に放出するのがこの季節
人間も例外ではなく、この季節には冬の間に体で蓄えていたエネルギーが
体中に巡るようになり、
そしてその時に重要な役割を果たすのが「肝臓」なんです
その肝臓が調子が良い人にとっては、
本来エネルギーに満ち溢れ、パワー漲る季節のはずなのですが、
「過剰な飲酒」や「急な運動や薄着」によって体調を崩してしまった人は、
肝臓に大きな負担がかかり、エネルギーをうまくめぐらすことが出来ず、
イライラ、不眠、血圧上昇などから、精神的に不安定になり、
ひどい人はウツなどの症状がでてくるケースもあります
これから新入学、新入社などの方も多いでしょうが、せっかくの新生活。
あまりにも慣れない事をし過ぎて、体調を崩し、
新生活にもうまく対応できずにさらなるストレスを溜め、
ゴールデンウィーク頃には身も心もボロボロ
・・・俗に言う「5月病」というようなケースにならないように気をつけましょうね
ちょっとでも兆候が感じられる場合は
当院「大友はり柔道接骨院」までご相談ください。