寒さで起こる身体の悪循環~寒暖差疲労ってご存知ですか?
10月は、序盤の夏日のような暑さから一転、後半は急な寒さでいきなり冬に突入したりと、寒暖差が激しい1ヶ月でしたねー
1ヶ月ほど前には、「虫たちが鳴きはじめ~」なんて書いていたのに、一気に冬になってしまったような感じです
これだけ寒暖差が激しいと、服装や生活ペースも乱れてしまって、体調を崩した方も多かったのではないでしょうか?
この1ヶ月の大阪の朝晩の気温を調べてみると、
一番暑かった日 = 29℃ / 20.7 (10月9日)
一番寒かった日 = 15℃ / 13.7℃ (10月30日)
と、いかに寒暖差の激しい月だったかということが分かりますね~
10月9日にいたっては、1日の気温差が8℃以上
さすがに朝晩と同じ服装ではいられないですよね・・・
このブログでも、よく気象病についての話題を取り上げるのですが、「低気圧による影響」であったり、「高温による熱中症」であったりと、寒さによる話題はあまりなかったかと思いますが、今回は「寒暖差が及ぼす身体への影響について」です
寒暖差疲労って何?
ここ最近、寒暖差が激しい日に、天気予報やニュースなどで「寒暖差疲労」という聞きなれない言葉を耳にされた方もいらっしゃるかもしれません
いきなり寒くなったりした時に、頭痛や吐き気がする方がいらっしゃいますよね?
簡単に言えば、こんな症状が、「寒暖差疲労」と呼ばれるものになります
人の身体は、外の気温が35℃以上でも、10℃でも、体温を36℃前後に保つように、神経や脳、臓器など身体の様々な機能が体温を調節しています
特に気温が低い場合には、体温を36℃前後に保つために、非常に多くのエネルギーを消費しています
しかし、気温が大きく変化してしまった場合、急なエネルギー消費に身体は大きな負担を強いられてしまします
この負担に身体がついていかず、筋肉や血管の縮みから血流が悪くなり、頭痛や吐き気などの体調不調を引き起こす症状、これが「寒暖差疲労」と呼ばれているものです。
寒暖差8℃以上で要注意
気温変化と体調の変化についても研究が進んでいて、1日の寒暖差が8℃以上ある日には、この「寒暖差疲労」の症状が出る方が増えてくるそうです
寒暖差疲労の症状は、血流が悪くなることと関係が深いので、血流を良くする生活習慣や、普段の行動パターンを変えることでも、予防することができます。
寒暖差疲労の症状を防ぐために
・身体の温まる食事をとること
・身体を温める為にお風呂に入ること
・身体がエネルギーを消費しやすい運動習慣をつける事
・足先の血流を良くする為の指先運動をすること
これらが良く「寒暖差疲労」の予防ポイントとして上げられていますが、私たち大友はり柔道接骨院では、身体を温める足先のツボを刺激することで、血流をよくする方法もオススメしています。
血流を良くするツボ
■ 湧泉(ゆうせん)
足の裏、土踏まずの中心の少し上にあるツボで、血行をよくするだけでなく、カラダ全体の体力を高めてくれる万能のツボとも言われています。
■気端(きたん)
足の五本の指の先端にあるツボです。このツボを押すことで足先を温める効果が期待できます。
■八風(はっぷう)
足の指の付け根と付け根の間にあるツボです。こちらも足先を温める効果が期待できるので、気端と合わせて抑えると良いです。
■気海(きかい)
お腹のおへその下、指二本分程度の位置のツボです。手足の先から全身の血流を高める効果が期待できます。
血流が悪いのは、要注意
寒暖差疲労の症状から、自律神経の不調へと繋がっていく事も多いようですので、毎日の予想気温を要チェックして、急な寒さ対策はしっかりとしておきたいですね
大友はり柔道接骨院では、冷え性や冷えからくる体調不良に関する相談も受け付けています
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